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経済指標23.イールドカーブ~1年後の景気を占う信頼度の高い指標~

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短期国債と長期国債の利回りの差を見て1年後の景気を予測する

国債市場の動向を追うのは、経済の専門家にとってさえ、ペンキが乾くのを観察するような退屈きわまりない仕事です。

しかし、それをやり遂げるだけの忍耐力を持ち合わせているならば、それだけ大きな利益が見込めるエリアでもあります。

では、国債の何を、どのようにして見ればいいのかというと、短期国債と中長期国債の利回りの差を見ます。短期国債はTビルとも呼ばれ、3カ月ほどの短い期間で満期を迎えるものを指します。中長期国債はTノートとも呼ばれるもので、10年ほどの比較的長期にわたって保有するものを指します。

このような、満期まで期間が異なる債券の利回りの差を視覚化したものが、イールドカーブ(利回り曲線)です。縦軸に利回り、横軸に期間をとって、残存期間の違いによる利回りの変化をグラフで表します。これは景気拡大のなどのターニングポイントを知る上で、非常に有用な手掛かりとなります。

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株の基本的な考え方をおさらいしてみた

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企業は株主から事業資金を調達する

企業の事業資金(設備投資や運転資金)の出どころは銀行からではありません。

例えば、家族や親戚、支援してくれる企業や実業家など、応援してくれる人たちからお金を融通してもらうこともあるでしょう。

家族や親戚以外は赤の他人ですから、いきなり多額のお金を貸してくれることは現実的にはあり得ないでしょう。そんなときに、多くの人から少しずつお金を出してもらう方法があります。

それが「株式」という方法ですよね。

資金を小口に分けた株式を発行し、多くの人に少しずつ買ってもらい、資金を募るという方法です。そのお金を元手に事業をするのです。

このような形で資金を調達することのできる会社を「株式会社」といいます。資金を出した人を「出資者」といい、出資した見返りに株式を持つことから「株主」ともいわれます。企業が利益を出したら、持っている株式の比率に応じて「配当金」がもらえる仕組みです。

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経済指標22.単位労働コスト~労働者の生産性を示す~

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あなたの生産性はいかがですか?

世の中には仕事が速く生産性の高い人もいれば、惰性で生産性の低い人もいます。働いたことのある人なら誰でも思い当たるでしょう。このように個人の生産性には大きな差がありますが、全体としてどれだけの効率で仕事が行われているかを数値で示すことは可能です。

単位労働コストと呼ばれる指標を見ればいいのです。

単位労働コストは、企業が一定量のものを作るのに必要な労働コストを指します。簡単に言えば、ある製品を作るのに人件費がいくらかかったということです。

企業が目指しているのは単位労働コストを減らすことです。単位労働コストの低下は、業務効率の向上を意味しているからです。

つまり、単位労働コストとは、業務効率と生産性を計るものさしなのです。

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経済指標21.家計貯蓄率~個人の貯蓄が国の経済を支えている~

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個人が貯金をすれば国の経済成長がする?

アメリカ人の金銭感覚でいうと貯蓄が苦手です。こつこつ貯蓄することに意義を感じないのでしょう。クレジットで買ってお金は後で払えばいいのだし、貯蓄するより消費した方が経済も回ると言うのが彼らの理論です。

しかし、TDバンク・ファイナンシャル・グループの次席エコノミストであるデレク・バールトン氏によると、お金を使うのが経済に良いとは限らないようです。

「長期的に見れば、貯蓄をした方が経済成長に役立つ」と言います。

今あれこれ買うのに使っているお金を貯蓄に回せば、より多くのものを生産するために投資に利用されます。経済全体で見た場合、より多くの悪寒が貯蓄されていれば、それだけ多くの投資が可能になるのです。

預金口座に入れたお金はじっと寝ているわけではなく、融資や有価証券という形で運用されています。それは例えば新しい工場を作り、古い設備を一新して生産力を上げたりするのに使われています。(預金通帳にはデータが残っていているだけで、紙幣自体は勝手に国に使われている・・・)

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経済指標20.石油在庫~世の中のほとんどのものが石油でできている~

石油在庫

石油の在庫がなくなれば景気が回復する傾向に

アル・ゴア元副大統領やバラク・オバマ元大統領の積極的な取り組みにも関わらず、アメリカ人の石油依存は一向に和らぐ気配を見せません。

世の中のあらゆるところで、大量の石油が消費され続けています。通勤も、暖房も、工場を動かすのもの、買い物をするのも、すべて石油に頼っています。それどころか、身の回りにあふれているプラスチックはすべて石油で作られています。

このように石油が私たちの暮らしに欠かせないものであることから、石油市場は米国経済の重要かつ鋭敏なバロメーターであると考えられています。そしてありがちことに、エネルギー市場の情報は世の中にあふれています。特に米エネルギー情報局(EIA)が出しているデータは、エネルギー業界の最新事情を知るための優れた情報源です。

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経済指数19.バルチック海運指数~世界の経済は海が教えてくれる~

バルッチック海運指数

世界中を回る船がモノの流れを教えてくれる

バルチック海運指数[BDI]は、その名の通り海運に関する指標です。原料の海上輸送にかかる運賃を示したのもので、バルチック・ドライ・インデックスとも呼ばれています。「ドライ」という言葉は、運ばれる貨物の性質からきています。鉄鉱石や石炭、穀物などの乾貨物(ドライカーゴ)の輸送を対象にしているからです。

バルチック海運指数は、ロンドンのバルチック海運取引所によって毎営業日に算出・発表されています。この指標は世界各国の20の主要水域を通る貨物線を対象に調査したもので、船を使用するための料金である用船料を表す指標です。特に対象となっているのはスポットと呼ばれる運賃で、長期契約ではなく単発で船を使うための料金を指します。

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経済指標18.経常収支~無理が出てきた貿易不均衡~

経常収支

アメリカは長年貿易赤字から抜け出せなくなっている

アメリカ人は輸入品が大好きです。輸入品なしには生きられないと言っても過言ではありません。過去20年にわたって、中国産のものを中心に大量の輸入品を消費し続けてきました。

しかし、その結果、世界の経済に巨大なひずみを生み出してしまいました。

外国の製品をたくさん買うこと自体は、悪いことではありません。世界の経済は貿易によって成り立っています。問題は、外国から買う金額と外国に売る金額の間に大きな差があることです。アメリカ人は外国の商品やサービスに莫大なお金を費やしていますが、ほかの諸国は米国のものをそれほど買ってくれないのです。こうした状態は数年間なら大丈夫かもしれませんが、ずっと続けられるものではありません。

こうした輸入額と輸出額の差は、「経常収支」と呼ばれる数字で正確に知ることができます。

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