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経済指標1.自動車を知れば経済が見えてくる

Traffic jam / l'embouteillage

景気の先行きは自動車販売数を見れば予測できる

ゼネラル・モーターズの元社長、チャーリー・ウィルソンは、

“国にとって良いことはゼネラル・モーターズにとっても良いことだ。その逆もしかりだ”

彼がこう言ったのは1953年のことですが、今での同じことが言えると言えます。自動車産業はその国の経済を支える一大産業です。特に自動車を作るためには、様々なメーカーとの繋がって形成されているので、製造業においては唯一無二の影響力を持っています。

自動車を作るためには、自動車のボディに使われる鋼板、塗料、窓やライトに使われるガラス、電気配線用の銅、タイヤのゴム、内装に使われるプラスチック、布や革など、実に様々な材料が使われています。

つまり、自動車の製造と販売が好調であれば、その周辺の産業も仕事が増えて好調だということです。ゼネラル・モーターズトヨタが好調なときには、各部品を作る会社もみんな元気になるのです。


アメリカのデューク大学ファイナンスを教えるキャンベル・ハーヴェイ氏もこう述べています。

“自動車販売台数は非常に重要な指標です。自動車産業はとても多くのつながりによって成り立っているので、自動車産業の動向を見ていれば経済全体の様子を知ることができる”

自動車を買う行為自体にも景気の影響が表れます。
一般の人にとって、自動車は高価な買い物です。300万円程度の新車は年収の大半、人によっては年収以上に相当してしまいますよね。

そのため、自動車を買うときには普通ローンを組むことになりますよね。この先しばらく返済を続けられる地震があることを意味します。つまり、雇用が安定しているのです。

近いうちに職を失う不安のある人は新車を買うのにブレーキがかかってしまいますよね。

新車販売台数が減っていたら株を売る

自動車販売台数は、景気の後退を知るための優れた“先行指標”です。

経済状況の先行きに不安がある場合、人々は自動車を買い控えるようになるからです。そのため、景気後退よりも先に自動車販売台数は徐々に減ってくるのです。

一方、景気が回復しているときには、この動きは遅れてやってきます、明らかに景気が回復したと判断できるまで、人々は大きな買い物を決断できないからです。

自動車販売台数を見るときのポイントは、中古車ではなく新車の販売台数に注目するということです。

その理由は、新車の製造が経済全体への影響力を持っているからです。中古車が売れても部品や原料の会社は儲かりません。中古車販売とも購買意欲を反映していますが、経済全体への影響ということで考えると、新車だけを見るべきなのです。

これを念頭において、自動車販売台数のデータを分析してみましょう。

ハーヴェイ氏いわく

“明確な動きを探してください。明らかな上昇または下降トレンドを見つけるのです。過去のデータと比べて今どのような位置にあるか、そして持続的な傾向があるかどうかに注目してください。”

自動車販売台数がコンスタントに減少している場合、確実に景気は悪くなっていると言えます。

一方、販売台数の上昇は景気の回復を表しますが、そうでないこともあるので注意が必要です。景気後退に伴う金利低下で、人々がローンを組みやすくなり、一時的に販売台数が増えてる場合があるからです。景気は悪くなっていても、返済金額が少ないという理由で車が売れるのです。

自動車販売台数が減ってきているときには、景気後退が予測されるので、景気の影響を受けやすい資産への積極的投資は控えましょう。

具体的には、株を避けて国債や各付けの高い社債ポートフォリオを偏重させていく方が安心するでしょう。